約 2,884,897 件
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/991.html
マウォルス 概要 大陸の西部に位置する、大陸最大の騎兵隊を持つ軍事国家。 白魔術に優れ、「神聖王国」の異名を持つ。 イーシス大陸に存在する国家の中で最も広い領地を持つ。 現在、国王「エルン=フォルトゥナーレ=マウォルス」が国を治めている。 都市・地名など マハルヴォルク マウォルス王国の首都。白魔術の総本山でもある。 八角形の城壁に囲まれ、その角は防衛のために円筒状の塔になっている。 道は石畳で舗装され、建物は木造或いは石造建築で、多くの家が二階建てから三階建て。 大通りには露天や行商人の姿も見られ、活気にあふれている。 実は城壁及び街全体が一つの魔方陣になっていて、有事の際にはこれを起動し、街全体を守ることが出来る。 ディエンセスタ マウォルス王国東部、ウルカヌスとの国境の境に位置する街。 王国の一都市でありながら、禁じられている人身売買が行われている。 それを取り締まるべき騎士団も、この街ではあまり機能していない。 というのも、他国であるウルカヌスが近くにあるため、そちらの国が裏で行っているという風に、表向きはなっている。 噂を知る商人や貴族たちもこの街に集まり、己が欲望のために毎夜行われるオークションに参加するものが後を絶たない。 過日、オークション会場が傭兵たちによって襲撃され、一度は解散されたが再び開始された。 しかしその後、魔獣の襲撃を受け、百数十人の生存者を残して街は壊滅。地図上から姿を消した。 トルトメリア古代遺跡 王国北部、ネプトゥヌスよりに存在する遺跡。 古代遺跡の中で唯一最下層まで調査隊が到達している。全3階層。 地下1、2階は、入り組んだ通路に、時折開けた空間が点在している。 最下層はまるで住宅のような建造物がいくつも立ち並んでいる。 調査隊が最下層まで到達したとはいえ、防衛用の機械兵や魔道生命体により、価値のありそうなものは未だに多く眠っている。 マウォルス出身のキャラ ゼーレ=M=ファンタズム トルメンタ=アンゲルス メディナ=リーフェルト ユリウス=デア=ハイデン 由来 ローマ神話における戦と農耕の神、マーウォルスより
https://w.atwiki.jp/splintercell/pages/37.html
Tom Clancy's Splinter Cell スプリンターセル 現行スレ Tom Clancy's Splinter Cell スプリンターセル Pt22 以下テンプレ (点線以外をコピペして下さい) スプリンターセルシリーズ総合スレ。雑談、シリーズ比較スレ。 本国サイト ttp //www.splintercell.com/ スプリンターセル コンヴィクション http //www.ubisoft.co.jp/conviction/ スプリンターセル 二重スパイ http //www.ubisoft.co.jp/splintercell4/ 3、スプリンターセル カオスセオリー(Xbox,PS2,PC) http //www.ubisoft.co.jp/splintercell3/ 2、スプリンターセル パンドラトゥモロー(Xbox,PS2,PC) http //www.ubisoft.co.jp/splintercell/ 1、スプリンターセル(Xbox,PS2,PC) http //www.ubisoft.co.jp/splintercell/origin/origin.htm Splinter Cell Essentials(PSP)※欧米のみ http //splintercellessentials.uk.ubi.com/ 前スレ Tom Clancy's Splinter Cell スプリンターセル Pt21 http //jfk.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1268938511/ 「トム・クランシーシリーズ スプリンターセル コンビクション」 発売日:4月28日(Xbox360版) アメリカ国家安全保障局の秘密部隊「サードエシュロン」の エージェントであったサム・フィッシャーは、組織から離れ、 単独で娘サラの死亡原因を調査していた。 そしてかつて自分が信じ属していた組織「サードエシュロン」が、 娘の死にかかわりを持っているという事実を知る。 過去に信じた組織、強大な敵に、サムは「一人の男」として立ち向かうのだ――。 Splinter Cell @wiki ttp //www10.atwiki.jp/splintercell/ コンビクションの新システム 「ラスト・ノウン・ポジョン(LKP)」 敵が最期にサムを見た地点に幻影が表示される 敵はそこに注目しているため後ろから攻撃、 通り過ぎて先に進むなど戦術が大きく広がる。 「マーク&アクション(M A)」 格闘攻撃で敵を倒すことによりチケットが手に入り、 チケットを消費しマークした敵を瞬時にあの世に送る事が出来る。 マーク出来る数は武器によって違い、またマークした敵の数に関わらず チケットは消費されるので注意が必要 よくある質問 Q.マルチプレイはどんなかんじ? A.XBOXLIVE、システムリンク、画面分割で二名まで遊べる。 モードは協力ストーリー、二人で目標を護衛するなど全部で5つある 詳しくは公式サイトへ http //www.ubisoft.co.jp/conviction/network/network_mode.html Q.EMPグレネードやポータブルEMPの効果が分からない A.グレネードは投げた所、ポータブルはサムの周囲の 電気を消して敵の視野を潰します。 Q.今までの作品をやってみたいんだけどどれがいい? A.とりあえず旧XBOXのカオスセオリーをやっとけば正解のようです。 XBOXLIVEでDL(ゲームオンデマンド.1200MSP)出来ます。 Q.コンビクションと今までの作品のストーリーに繋がりは? A.これまでの作中でサムが所属していた組織、サードエシュロンが 前作(DA)に起きた愛娘の事故死に関与していたのではないかとの疑惑が浮上。 そこでサムは今回、組織を抜けてその真相究明に乗り出すことになる。 COOP用共有タグ:「AA SCC COOP」
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/141.html
アウロラ 概要 イーシス大陸の東部に位置する国家、アウロラ皇国。 魔術に優れていて、中でも黒魔術と精霊魔術に優れている。 他の分野の魔術の研究にも熱心で、魔術関係の技術に優れている。 イーシス大陸の中でも最も四季の変化に富んでいる。 「ファーチェ=エルーナ=アウロラ」と呼ばれる皇女が現在国を統べている。 首都など キルケ アウロラ皇国の首都。 周囲の大地よりも高台に位置し、街の周囲を城壁を、その外を川を利用した広大な堀が覆っている。 城壁の数箇所に跳ね上げ橋が設置され、朝4時に下ろされ、夜10時に再び上げられる。 街の中心には、その象徴である「アルバ城」が聳え立つ。 建物は多くが石造建築で、一部が木造建築。 二階建て以上の建物が多い上に、殆どの家に地下階がある。 メデイア遺跡群 大陸の北東に位置する広大な遺跡群。 出土品としては今の技術では難しいマジックアイテムや魔術書が見つかっている。 地下深くまで続いていて、下に行けば行くほど珍しいアイテムが出土する。 ただし、遺跡内には守護者が徘徊しているため、非常に危険。 誰一人として遺跡の最下層までいった人物はいないとされている。 アウロラ出身のキャラ カリーノ=ヴィトライユ スキアー=アステール ダグマ=オーヴェン ナトゥーア ヒルフェ 風零 フォルア・ハザスト・フィリオル フリューゲル・ハザスト・フィリオル ラーナ=エンテ=ドルクート 由来 ローマ神話の曙の女神、アウローラより
https://w.atwiki.jp/smoksan/pages/631.html
花は遅く咲くほど美しい。 全国の晩成型のレディにお送りする、86話でのエドガーの公式格言。 パーティに遅れてきた事を謝罪した秋(正確に言えば円堂が遅刻したのだが)に向けての言葉。 単体だとそっち系の趣味なのではないかと疑われる危険性を持つ格言。フクさんあたりがマジで感謝!しそうである。 瞳子や夕香あたりもどんな反応をするのか気になる所。 人前で性癖をサラッと晒してしまえるあたり、やはりエドガーさんは国のメンツを背負った誇り高き変態紳士の鑑である。
https://w.atwiki.jp/micromag3/pages/22.html
一番単純なプログラムを改良して、細線試料に磁壁が入ったような初期磁化を設定してみます。 計算設定ファイルの記述 // セル数の設定 2のべき乗がベストです。Nx = 128Ny = 16Nz = 2setgridsize(Nx, Ny, Nz) // セル数の適用 // 試料サイズ 単位 メートルsizeX = 640e-9sizeY = 80e-9sizeZ = 2e-9setcellsize(sizeX/Nx, sizeY/Ny, sizeZ/Nz) // セルサイズの適用 // 材料定数の設定Msat = 8.0e5 // 飽和磁化Aex = 1.3e-11 // 交換定数alpha = 0.01 // ダンピング定数 // 初期磁化の設定m = TwoDomain(1,0,0, 0,1,0, -1,0,0) // 磁化状態の保存 (初期状態)Snapshot(m) // jpeg形式Save(m) // ovf形式 // 安定状態までシミュレーションを走らせるrelax() // 磁化状態の保存 (計算終了後)Snapshot(m) // jpeg形式Save(m) // ovf形式 ソースコードのダウンロード wall.mx3 【注意】 計算設定ファイルには行番号を記入しないでください。 エラーが出る場合は日本語のコメントを削除してみてください。 コードの解説 一番単純なプログラムと異なる部分は、19行目です。 TwoDomain関数の引数は、次の順番で指定します。 【左側の磁区の向き、磁壁の向き、右側の磁区の向き】 実行結果 初期状態 (m000000.jpg) 計算終了後 (m000002.jpg) today - yesterday - total - Since 2015/03/11
https://w.atwiki.jp/micromag3/pages/24.html
初期磁化をランダムにするに磁場を加えてみます。 計算設定ファイルの記述 // セル数の設定 2のべき乗がベストです。Nx = 128Ny = 16Nz = 2setgridsize(Nx, Ny, Nz) // セル数の適用 // 試料サイズ 単位 メートルsizeX = 640e-9sizeY = 80e-9sizeZ = 2e-9setcellsize(sizeX/Nx, sizeY/Ny, sizeZ/Nz) // セルサイズの適用 // 材料定数の設定Msat = 8.0e5 // 飽和磁化Aex = 1.3e-11 // 交換定数alpha = 0.01 // ダンピング定数 // 初期磁化の設定m = RandomMag() // 静磁場の設定(単位 テスラ)B_ext = vector(0, 1, 0) // 磁化状態の保存 (初期状態)Snapshot(m) // jpeg形式Save(m) // ovf形式 // 安定状態までシミュレーションを走らせるrelax() // 磁化状態の保存 (計算終了後)Snapshot(m) // jpeg形式Save(m) // ovf形式 ソースコードのダウンロード field.mx3 【注意】 計算設定ファイルには行番号を記入しないでください。 エラーが出る場合は日本語のコメントを削除してみてください。 コードの解説 21、22行目に以下のコマンドが追加されています。 // 静磁場の設定(単位 テスラ) B_ext = vector(0, 1, 0) 変数B_extに静磁場の設定をします。 実行結果 初期状態 (m000000.jpg) 計算終了後 (m000002.jpg) today - yesterday - total - Since 2015/03/13
https://w.atwiki.jp/foresanc/pages/686.html
ディアナ 概要 大陸の南東に位置する、エルフが治める国家。 特有のルーン魔術や調薬技術が非常に優れており、他の追随を受けない。 深い森に囲まれていて、上空からでも不可視の魔法がかけられているためどこに位置するかは不明。 他の国家との交流は一切断絶していたが、十数年前から他の国とも交流を取ろうとしている。 とはいえ、それをまだ快く思わない保守派のモノもいるため、そんなに深くまでは招き入れていない。 都市等 白闇樹林 ディアナを包み込む、漆黒の木肌に自ら光を放つかのような白い葉をもつ木々。 火や雷、魔術などに高い耐性を持ち、強度も高く相当な切れ味の刃物では歯が立たない。 また、四季に関わらず葉が落ちることはなく、常に森の奥を包み隠している。 この木の、自然に落ちた葉っぱを拾うととてつもない幸運に恵まれると言われている。 ディアナ出身のキャラ ミネア・エレメンタリ 月光 蓮黒 由来 ローマ神話の樹木の神、ディアーナより
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/4777.html
シミック団は実験物を貯蔵するための部屋を作った。アゾリウスはその部屋を有罪の者のために使っている。 The Simic created the cells to preserve their experiments. The Azorius put the cells to use on the guilty. ラヴニカ:ギルドの都 コンスピラシー 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/splintercell/pages/229.html
SplinterCell Chaos Theory HDトロフィー一覧 プラチナ Splinter Cell Unlock all trophies ゴールド BlackOps Specialist Complete the game in Expert difficulty Makes you feel alive Complete the game in Hard difficulty without being killed more than 5 times Greater Good Achieve above 80% success rating in all missions Immune Complete the game without using medkit シルバー Out of the Spotlight Complete the Lighthouse mission Cruise control Complete the Cargo ship mission Money matters Complete the Bank mission Apple Pie Complete the Penthouse mission Displacement Complete the Displace mission The Way of Echlon Complete the Hokkaido mission Fright of Neighbors Complete the Battery mission Plight of Neighbors Complete the Seoul mission Cleaning Duty Complete the Bathhouse mission The Star in the East Complete the Kokubo Shosho mission Sentinel Complete the game in Normal difficulty ブロンズ Topsy turvy Take out 5 gurads from ledge or over the rail Art of Unseen Do not be detected throughout a mission Silent Death from above Take out 5 enemies by inverted neck grip Enhanced perception Hack 10 terminals without scanning them Darkside Disale 40 electronics using the OCP Good lo Pump-action Take out 5 guards with the shotgun Not Today Free yourself when captured Life s Edge Neutralize 20 enemies with the combat knife Dignity and Honor Free Morgenholt Dead Man Hanging Leave Morgenholt hanging Final Cruise Eliminate Lacerda Worms Hack 3 retinal scanners remotely Knock, Knock-out Knock out 5 guards by bashing doors BSOD Shutdown 10 computer terminals Heat Waves Snipe 10 enemies in Thermal mode Dire consequences Elliminate Milan Nedich Price of Betrayal Eliminate Douglas Shetland Price of Freindship Show mercy Douglas Shetland Bushido Save and Capture Otomo Unsung Hero Perform acts of untold heroism in Seoul Cold Duty Sacrifice the Pilots as per order 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stselysium/pages/80.html
冬木は、元々自然豊かな土地だ。 新都のように発展した都市部を持ちながらも、古くからある景観を忘れてはおらず、未だ人の開発の手が及んでいない側面も持っている。 そのオリジナルと同じく再現された「冬木」にも、人ひとり立ち入らない緑に溢れる場所があった。 鬱蒼と木々が生い茂る冬木の森の中に、根が浮き出ている土を踏みしめる音が立つ。 音源にあたる地点にいたのは、人間の男。 見た感じでは丸腰で、水色のTシャツにブルージーンズを履いているどこにでもいるような壮年に見える男性だった。 何故この地に足を踏み入れたのかは分からないが、男は殆どが幹と葉で埋め尽くされた周囲を見回すと、その場で黙々と作業にあたった。 手始めに、男は近くの木を素手で殴り始めた。 男は木を切るための斧すらも持っていないので、頼れるのは己の拳のみである。 特におかしいところはない。これは男が開拓する際に真っ先にやるべきことなのだ。 しばらく木の幹を殴っていると、やがてポン、という小気味いい音と共に、木の幹の一部が小さな立方体となって傍らに弾きだされる。 男はそれを拾ったのを皮切りに、周辺の木の幹を自らの拳で数本、立方体にして自身の懐に収める。 幹を取られた木の葉は何故か据え置かれていて宙を舞っていたが、時間が立つと次第にその姿を忽然と消していた。 おかしいところは何もない。 それなりの数の木を拾った男は、今度は立方体に変えた木の幹をさらに4つの木材へと変えた。 いや、厳密には原木を手作業で木材に加工した、と言った方がいいのかもしれない。 しかし、実際には魔法のように「変えた」としか形容のしようがないほどの手慣れた手つきだった。 男は次に、生まれた4つの木材を合成して作業台を製作した。 男がひょいと軽い手つきで腕を振ると、ポンという音と共に立方体の作業台が設置される。 上面には3×3マスの格子模様が、側面には作業用の道具などが取り付けられており、これでより複雑な道具を作成可能になるだろう。 そんな折、森に二人目の来訪者が現れる。背後からは長い間隔で土を踏む音が男の耳に入ってきた。 しかし、土を踏む音はか細く何かを恐れているようで、男とは違ってこれといった目的を持って踏み入った者ではなかった。 「わぁぁぁっ!?」 男に寄ってきた誰かは、男を見て驚きのあまりその場に尻餅をついてしまう。 この場所に人がいることに驚いたかは定かではないが、悲鳴にこっちがびっくりしそうだと男は思った。 男が来訪者の方へ向くと、羽が二つ着いている穴の開いた帽子を被り、リュックサックを背負った中性的な外見をした子供がいた。 子供は、怯えた上目遣いで男を見上げる。 「た、食べないでください!」 「食べねえよ!ゾンビじゃあるまいし。いくら何でもビビり過ぎじゃないか?人をそんな目で見るんじゃない」 男はやれやれという形で肩をすくめながら言う。 誰しも過度に怖がられると不愉快な思いが多少は湧くものだ。 男は子供を相手に少しだけ陽気な成分を含んだ口調で話すも、子供は態度を変えない。 それどころか、子供の目は明らかに人間ではないモノを見る目を宿していた。 「ヒト…?ヒトって、そんな形をしているんですか!?」 子供は男の姿を見た上で言った。 子供がそう言うのも尤もで、男の身体構造はヒトというにはあまりにもかけ離れていた。 作業台や収集した木の幹と同じく立方体の頭部に、関節のない四角柱の形をした手足、そして幾何学的な直方体の胴体。 男の体は、全て角ばった四角でできていた。 「いや、俺は元々こんなだから人間が全員そうってわけじゃないさ。ここは辺境の森だから俺達以外誰もいないが、街の方へ行けばきっとアンタと似た外見のヒトもいるだろうよ」 「ヒトがいるって…じゃあ、ここはジャパリパークじゃないんですか!?」 「ジャパリパークってのはどこだか知らねえが、そういういことになるな」 子供は考え込むように俯き、混乱が抜けきっていないようだった。 「低い声…髭も生えてますけど、もしかしてオス…じゃなくて男のヒトですよね?」 「オスって、随分とませた言い方だな…見りゃわかるだろ?」 男は立方体の頭部にある無精髭を関節のない手で指しながら言う。 子供も考える力はあるようで、努めて冷静になろうとしている。 「…ということは、あなたはフレンズさん、じゃないんですよね?」 「ふれんず?いいや、俺は確かにヒトだが、サーヴァントだ。“クラフター”のサーヴァント。そのくらいは知っといてくれよ、マスター。 真名は…特に名はなかったが、民間伝承じゃあ『スティーブ』なんて呼ばれてたらしい。何はともあれ、よろしくな」 スティーブは子供――かばんに、しっかりしてほしいという意味合いも込めて答える。 マスターから少し離れた場所で鉄片からサーヴァントに成ったからか、少しばかり見つけるのに手間取ってしまったが、 あの様子からしてこの子供が記憶を取り戻した自身のマスターで間違いないだろう。 こんな森の中にNPCがのこのこと顔を出すとも思えない。 「僕は…かばんっていいます。でも、クラフターさんがサーヴァントってことは…聖杯戦争…やっぱり、ボクはあの後――」 「何かあったのか?サーヴァントなんだから、話はいくらでも聞いてやるぜ?」 ◇ ――ありがとう、元気で。 かばんが最後に見たのは、巨大化した黒いセルリアンが自身に覆いかぶさってくる光景だった。 決死の思いでセルリアンに飲み込まれたサーバルを救出し、どこまでも付き添ってくれた親友を守らんがために囮になり、かばんはそのままセルリアンに捕食された…筈だった。 泥とも取れぬドス黒い流体に飲み込まれ、意識が無くなったかと思うと、気が付けば木々の生い茂る森の中。 付近にはフレンズどころか、動物のいる気配すらなかった。 そして脳裏に浮き出ているのは『聖杯戦争』という単語とそれに関する情報。 「ヒト」のフレンズとして生まれてからというものの、ヒトの社会に溶け込んだことがないかばんには、聖杯戦争というものを理解するには少々レベルが高すぎた。 そしてわけもわからずに森を彷徨っていると、離れたところで鉄片からサーヴァントになっていたスティーブと出会った、というのが事の次第である。 フレンズという稀有な背景を持つヒトであり、貴重な標本となる彼女を『Chaos.Cell』が招き入れたのは必然なのかもしれない。 「へえ、マスターにもいろいろあったってワケか」 「いきなり冬木ってところに飛ばされたのはびっくりしましたけど、確かに僕以外のヒトに会えると思うと嬉しい気持ちはあります」 「マスターなりに、頑張ってきたんだな」 「い、いえ、そんな…」 自身の覚えていることをできる限りスティーブに伝えたかばんは、帽子を深く被る。 眼前にいる四角形でできている自身のサーヴァントは、話してみると悪い人柄でもなさそうだった。 ジャパリパークで出会ったたくさんのフレンズには見られない「男」ではあるが、それは同時にフレンズの枠に入らない生粋のヒトでもあるということだ。 外見こそ驚いたが、そこはヒトもフレンズも同じ、十人十色、博士の言っていたように多様であることを表しているのかもしれない。 「だが、ヒトに会ってそれからどうするんだ?マスターはもうここに来ちまった。もう後には引き返せない。 既に知ってるだろうが、聖杯戦争は有体に言えば殺し合いだ。もしかしたら、かばんちゃんが本当に食われるなんてこともあり得るかもしれない」 ここはジャパリパークではなく、聖杯戦争のために再現された冬木市という場所で、街にはかばんと同じヒトが住んでいる。 それはかばんの探し求めていたヒトの住むちほーがあることを意味していたのだが、それをかばんは素直に喜ぶことはできなかった。 「それはもう、わかっています。正直に言うと、セルリアンに襲われた時よりも怖いです。でも、あんな別れ方でよかったのかなって…」 かばんはジャパリパークでの旅の中で出会ってきたフレンズを思い返す。 思えば、サーバルにも、ラッキービーストにも、フレンズの皆にも別れの一言も言えずにここに来てしまった。 そして、気付けばまた独りぼっち。 傍にはスティーブがいるものの、かばんのジャパリパークでの思い出は切り離せないものになっていた。 「だから、もし叶うのなら、もう一度ジャパリパークに帰ってみんなに会いたいんです。あのままだときっと、サーバルちゃんも、パークの皆さんも悲しませてしまいます」 「けどな、マスター。ここは電脳空間だ。もう一度言うが、一旦聖杯戦争に首を突っ込めばもう終わるまでは抜け出せねえ。正直、俺の力だけじゃかなり厳しいものがある。それでもやるのか?」 スティーブは立方体に浮き出た顔を険しいものに変えてかばんに忠告する。 スティーブのクラフターとしての能力は、即ちモノづくりに特化した能力だ。 道具作成や拠点づくり、地形変動には長けるが、三騎士ほど直接的な戦闘に秀でているとは言い難く、パラメータも並のサーヴァントよりも劣る。 聖杯大戦のようなチーム戦ならまだしも、この聖杯戦争はあくまで個人戦だ。 そうなればスティーブのようなサーヴァントは同盟なりを駆使して泥臭く勝利を勝ち取っていくしかない。 「僕が願うとするなら、『フレンズの皆さんにまた会うこと』です。これから色んな人に出会うと思いますから」 「…そうか」 かばんに対して、スティーブは何も言わずに小さく頷きながら、淡々と答える。 「これまでの旅の中で、フレンズの皆さんは力のない僕を何度も助けてくれました。 だから、ジャパリパークのフレンズさん達のように力になってくれるマスターさんやサーヴァントさんもきっといると思うんです。クラフターさんだって――」 かばんはスティーブをじっと見据える。 純真ながらも力強い視線に、スティーブは恥ずかしげに目を逸らし、作業台へと向かっていった。 「…よし!まずはしっかりとした拠点作りだな!『来客』のためにも広めに、武器も多めに作っておこうか。マスターも手伝ってくれるか?」 数拍子置いて、スティーブの意図を汲み取ったかばんは元気よく「はい!」と返事し、スティーブの方へ向かっていった。 【クラス】 クラフター 【真名】 スティーブ@Minecraft 【パラメーター】 筋力C 耐久C 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B+ 【属性】 中立・善 【クラススキル】 道具作成:C(EX) ツルハシに剣、鎧、果てには加工素材からポーションまで、スティーブのいた世界に存在したあらゆるモノを製作することができる。 作成には相応の素材が必要になるが、『匠の境地』を発動している間はその限りでなく、ランクも()内のものに修正される。 なお、スティーブの場合は作成とは逆に解体も可能。 【保有スキル】 専科百般:A スティーブが元いた世界を開拓するにあたって、多方面に発揮されていた才能。 武術、馬術、農業、牧畜、鍛冶、狩猟術、交渉、破壊工作、その他様々な専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。 陣地建築:E~A+ 自らに有利な陣地を作り上げる、というより建築する。 ほんの小さな家から神殿クラスの城まで、スティーブの腕次第で自由自在に展開することができる。 ただし、基本的に陣地のランクに比例して作成に時間がかかる。 【宝具】 『匠の境地(クリエイティブ・モード)』 ランク:C+ 種別:創造宝具 レンジ:自分 最大捕捉:- あらゆるモノを投入して荘厳な建造物を創り上げたスティーブが至った高みであり、クラフターたる所以。 この宝具を発動すると、あらゆる攻撃に対して無敵かつ飛行が可能になり、無から有を創り出すことまでもが可能になる。 本来は素材を集める必要があるものもこの状態ではその場で自由に創造でき、基本的にスティーブのいた世界にあったモノは全て取り出すことができる。 なお、この状態のスティーブはマスターが死なない限り不死身だが、この宝具は文字通り創造するための宝具であるため、 敵を倒す目的には使えず、敵を攻撃した場合は自動的に宝具の効果が解けてしまう。 敵の一切の干渉を寄せ付けないため、陣地を作成したり、地形を変えたり、道具素材を用意するなどあらゆる方面で有用だが、同時に穴も多い。 『付呪の台座(エンチャント・テーブル)』 ランク:B+ 種別:付呪宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 本、ダイヤモンド、黒曜石から作成できる、アイテムをエンチャントするための宝具。 スティーブはこれを多用していたため、あらかじめ宝具として所持している。 その名の通り、武器などのアイテムを強化することができる。 本を介して様々な概念が付与されるが、どんなものが付くかは運次第。 付与された概念にもよるが、エンチャントしたダイヤモンドの剣ともなれば、高ランクの宝具とも遜色ない出来になるだろう。 付近に本棚があれば、より高レベルのエンチャントが可能になる。 なお、『ドロップ増加』のついた武器でサーヴァントを倒すと鉄片を複数落とすことがある。 『立方舟の箱庭(ワールド・イズ・マインクラフト)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:- 任意の範囲のモノを立方体のブロックで構成された世界のモノに置き換える宝具。 この宝具の範囲内にあるものは、すべてスティーブの見てきた立方体のブロックで構成された物に置き換わってしまう。 それは生物やサーヴァントも例外でなく、スティーブのように立方体の頭に直方体の胴体と関節のない手足で構成された身体に状態変化してしまう。 NPCやマスター、サーヴァントなどは約30ターンで元の姿に戻れるが、慣れていないと行動に著しい制限を食らうことになるだろう。 性質としては空想具現化に近いが、人工物や生物にも影響を与えるという点では固有結界の性質も併せ持っている。 【weapon】 製作した剣や斧など。威力は使った素材によって変化する。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの力になる。 【人物背景】 Minecraftでのプレイヤーの使用する標準スキン。一般的にスティーブと呼ばれているため、それが真名として定着している。 原作でもこれといって台詞はなく、口調は書き手各々の想像に委ねられている。 把握の際には、Minecraftのシステムへの理解に重点を置くといい。 【マスター】 かばん@けものフレンズ 【マスターとしての願い】 ジャパリパークへ帰る。 【参戦方法】 黒いセルリアンの内部に、鉄片があった。 【weapon】 特になし 【能力・技能】 身体能力は他に比べて劣るが、他のフレンズに比べて一線を画した知能と観察力、発想力を持つ。 一応、身体能力も木登りをできる程度までには成長している。 【人物背景】 けものフレンズの主人公。 名前や出自を含むこれまでの記憶が一切なく、気が付いた頃にはさばんなちほーを宛てもなくさまよい歩いていた。 「本名がわかるまでの間の名前」として、背中に背負っていた鞄(かばん)に因み「かばん」という仮称を与えられ、以降は彼女自身も周囲に対してこの名前で自己紹介している。 性格は温厚で心優しく控えめ、若干気弱なところもある。言葉遣いは丁寧で、打ち解けた関係になった後のサーバルを除き、ですます口調で話しさん付けで名前を呼ぶ。 身体能力は他のフレンズに比べ著しく劣り、「潜水」や「飛行」といった能力も持たない。 一方で、他のフレンズたちとは一線を画した知能と観察力、発想力を持ち、旅の間、行く先々で出会ったフレンズの抱える問題ごとを次々と解決している。 参戦時系列は11話のラストから。 此度の聖杯戦争では、さばんなちほーを宛てもなく彷徨い、そのフレンズにも属さなかった背景を反映してか役割が設定されていない。 要するに、浮浪児である。 【方針】 積極的に同盟を組み、フレンズもとい主従達と脱出を目指していく。